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4G-5G Interworking — EPCと5GCをまたいで移動する仕組み

難易度: 中級〜上級 / 想定学習時間: 30分 / 前提: Handover, Mobility Registration Update, Registration / 主役: UE, AMF, MME(4G側), SMF+PGW-C, UPF+PGW-U / 主Interface: N26, N2, N11

学習目標

この章を読み終えると、次のことができるようになります。

  • Interworking(4G-5G相互接続) が「UEを4G(EPS)と5G(5GS)の間で行き来させる仕組み」であることを説明できる
  • N26(AMF⇔MME)の有無 が Interworking の方式(Single-registration / Dual-registration)を左右することを説明できる
  • Idle mode mobility(アイドル時のTAU/Registrationで移る)と Handover(connected mode) の2つの移り方を区別できる
  • Interworkingを支える 共用ノード(SMF+PGW-C、UPF+PGW-U)の考え方を説明できる
  • Interworkingと EPS Fallback の関係(EPS FallbackはInterworkingの一適用)を説明できる

前提知識

先に以下を理解しておくとスムーズです。

この章で学べること

  • Why — なぜ4Gと5Gの間を行き来する仕組みが要るのか
  • Basic Concept — 「2つの国を行き来する人の記録引き継ぎ」という考え方
  • N26とは(コラム) — 4G/5Gをまたぐモビリティを支えるインターフェース
  • Architecture — Interworkingに関わる5GC・4G(EPC)・共用ノードの登場人物
  • Single-registration / Dual-registration — N26の有無で決まる2つのモード
  • Procedure — Idle mode と Handover — 移り方の2系統
  • EPS Fallbackとの関係 / 識別子・QoSの対応 / Release差分 / Trouble Shooting / FAQ / Practice

Why — なぜ4Gと5Gの間を行き来する仕組みが要るのか

5G(5GS)は一気には広がりません。5Gエリアと4G(LTE/EPS)エリアが混在する のが現実の展開です。UEが5Gエリアから4Gエリア(またはその逆)へ移動したとき、通信を 切らずに引き継ぐ 必要があります。

もし何の仕組みもなければ、UEは5Gエリアを出た瞬間に通信が切れ、4Gで一から接続し直すことになります。進行中のデータ通信(PDUセッション/PDNコネクション)も失われかねません。これはユーザー体験にも網にも大きな負担です。

そこで、4G(EPS)と5G(5GS)を連携させ、UEが境界をまたいでも通信を継続できるようにする 仕組みが要ります。これが Interworking(4G-5G相互接続) です。3GPP TS 23.501 / TS 23.502 に規定されます(詳細な章番号は 要確認)。Interworkingがあるおかげで、5Gの展開途上でも「5Gと4Gの継ぎ目」でユーザーは通信を続けられます。

Overview — 概要

Interworkingは、次の2つの軸で整理すると理解しやすくなります。

  1. N26の有無(モード) — 4GのMMEと5GのAMFを結ぶ N26 インターフェースがあるか
    • Single-registration mode(N26あり) — UEは4Gか5Gの一方にだけ登録し、N26で状態を引き継いで シームレスに移行(Handover可能)
    • Single-registration mode(N26なし) — N26なしでも単一登録は可能だが、移行はリダイレクト等の idle mode 中心
    • Dual-registration mode(N26なし) — UEが4Gと5Gに 同時に登録(二重登録)し、UE主導で切り替える
  2. 移り方(Procedure) — どのタイミング・状態で移るか
    • Idle mode mobility — UEがアイドル時に、移動先で TAU(4G)/ Registration(5G) を行って移る
    • Handover(connected mode) — UEが通信中(connected)に、Inter-System Handover で無瞬断に移る

ポイントは、N26があると connected mode の Handover による無瞬断移行が可能 になること。N26がなければ idle mode 中心の移行(またはUEが二重登録して自力で切り替える dual-registration)になります。

そしてもう一つ重要なのが、Interworkingを支える共用ノード です。5GのSMFは4GのPGW-Cを兼ね(SMF+PGW-C)、5GのUPFは4GのPGW-Uを兼ねます(UPF+PGW-U)。この共用により、同じセッションのアンカー(PDN/PDUセッションのゲートウェイ)を4G/5Gで共有 でき、IPアドレスを保ったまま移行できます。

Basic Concept — 初心者向け説明

Interworking は 「2つの国(4Gと5G)を行き来する人の、記録の引き継ぎ」 にたとえられます。

  • あなた(UE)は5Gの国にいて通信しています。5Gの国を出て4Gの国へ移動することがあります。
  • 何も仕組みがなければ、国境で記録は途切れ、4Gの国で一から入国手続き(再接続)が要ります。
  • そこで2つの国の窓口(AMFMME)を専用回線(N26)で結び、あなたの記録(UEコンテキスト・セッション情報)を引き継ぐ ようにします。
    • 専用回線あり(N26あり) — 窓口同士が記録を渡し合えるので、歩きながら(通信中)でも滑らかに移れる(Handover)
    • 専用回線なし(N26なし) — 記録の即時引き継ぎができないので、いったん立ち止まって(アイドルで)から移り先で登録し直す(idle mode)か、両方の国に二重に住民登録しておいて自分で行き来する(dual-registration)

さらに、両国の「郵便局(セッションのアンカー)」は同じ建物を共用しています(SMF+PGW-C / UPF+PGW-U)。同じ郵便局を使い続けるので、あなたの住所(IPアドレス)は変わらず、荷物(データ)も届き続けます。

コラム: N26(AMF⇔MME インターフェース)とは

N26 は、5GCの AMF と 4G/EPCの MME(Mobility Management Entity)をつなぐインターフェースです。4Gと5GをまたいでUEを移す際に、モビリティ管理のコンテキスト(UEの状態・ベアラ/セッション情報など)を引き継ぐ ために使われます。

  • N26あり — 4G/5G間で状態を引き継げるため、Single-registration mode でのシームレスなInter-System Handover が可能
  • N26なし — 状態の即時引き継ぎができないため、idle mode 中心の移行、または Dual-registration mode(UEが二重登録して自力で切替)になる

N26は 4G/EPC系と同じ GTPv2-C を用いる点が、SBI(HTTP/2)である多くの5G参照点と異なります。詳細は N26インターフェースページ を参照してください。

Architecture

graph LR
    UE["UE"] -- "N1(NAS)" --> AMF["AMF (5GC)"]
    UE -- "無線(NR/LTE)" --> RAN["NG-RAN / eNB"]
    RAN -- "N2" --> AMF
    AMF -- "N26" --> MME["MME (4G/EPC)"]
    AMF -- "N11" --> SMFC["SMF + PGW-C(共用)"]
    MME -- "S11相当" --> SMFC
    SMFC -- "N4" --> UPFU["UPF + PGW-U(共用)"]
    UPFU -- "N6/SGi" --> DN["Data Network"]

図の読み方: 制御面では AMF(5GC)MME(4G/EPC)N26 で結ばれ、4G/5G間でモビリティコンテキストを引き継ぎます。セッション面では、SMF が PGW-C を兼ね(SMF+PGW-C)UPF が PGW-U を兼ねる(UPF+PGW-U) ことで、同じセッションアンカーを4G/5Gで共用します。これによりUEはIPアドレスを保ったまま4G⇔5Gを移行できます。無線は移行前後で NG-RAN(5G)⇔ eNB(LTE) が切り替わります。個別のセッション制御の詳細は SMF、N26の詳細は N26ページ を参照してください(本章では再掲しません)。

Single-registration mode と Dual-registration mode

Interworkingのモードは、N26の有無UEの登録の持ち方 で分かれます。

観点 Single-registration(N26あり) Single-registration(N26なし) Dual-registration
UEの登録 4Gか5Gの 一方のみ 4Gか5Gの 一方のみ 4Gと5Gに 同時登録
N26 あり なし なし
状態引き継ぎ N26でコンテキスト移送 即時引き継ぎなし UEが両系を保持
主な移行方式 Handover(connected)可/idle mode idle mode(リダイレクト等) UE主導の切替
無瞬断性 高い(Handover可) 相対的に低い UE実装依存
網構成 N26構成が必要 N26不要 N26不要

どれを選ぶかは網設計の選択

Single-registration(N26あり)は無瞬断移行に優れますが、N26の構成が必要 です。Dual-registrationはN26不要で網は簡素になりますが、UEが4G/5Gの二重登録を管理 する必要があり、切替の滑らかさはUE実装に依存します。どれを採用するかは事業者の 設計上の選択(実装依存) で、仕様はいずれも許容します。厳密な適用条件・章番号は 3GPP TS 23.501/23.502 を 要確認

Procedure — Idle mode と Handover

Interworkingの「移り方」は、UEの状態(アイドルか通信中か)で2系統に分かれます。

sequenceDiagram
    participant UE
    participant RAN as NG-RAN(5G)
    participant AMF
    participant MME as MME(4G)
    participant ENB as eNB(4G/LTE)
    participant SMFC as SMF+PGW-C

    Note over UE,SMFC: (A) Idle mode mobility(アイドル時に移る)
    UE->>ENB: LTEを掴み TAU(Tracking Area Update)
    ENB->>MME: TAU転送
    opt N26あり
        MME->>AMF: N26 でUEコンテキスト要求
        AMF-->>MME: 5GS側コンテキスト応答
    end
    MME->>SMFC: セッション(PDN)を4G側で継続
    Note over UE,ENB: 4Gで通信継続(IP保持)

    Note over UE,SMFC: (B) Handover(connected mode・N26あり)
    RAN->>AMF: N2 Handover Required (→EPS)
    AMF->>MME: N26 でコンテキスト移送
    MME->>ENB: 4G側リソース準備
    RAN-->>UE: Inter-System Handover Command (→LTE)
    UE->>ENB: LTEで無瞬断に通信継続

手順の説明:

  1. (A) Idle mode mobility — UEがアイドル状態で移動先の無線(例: LTE)を掴み、TAU(4G)/ Registration(5G) を行う。N26があれば移行先のノード(MME/AMF)が N26で相手からUEコンテキストを取得 し、セッション(PDN/PDUセッション)を継続する。共用ノード(SMF+PGW-C 等)により IPアドレスを保持 できる。5G側の登録更新の詳細は Mobility Registration Update、4G側はTAU。
  2. (B) Handover(connected mode) — UEが通信中に、N26あり を前提に Inter-System Handover で無瞬断に移る。5G→4Gなら NG-RANが N2 Handover Required を出し、AMFが N26でMMEへコンテキストを移送、LTEへ滑らかに移行する(Inter-System HOの考え方は Handover章 の延長)。

5G→4G と 4G→5G は対称に考える

上図は主に5G→4G方向を示しますが、4G→5G方向も対称です。4G→5Gの idle mode なら移行先で5Gの Registration、connected mode なら N26あり の Inter-System Handover で5GSへ移ります。向きが変わっても「N26でコンテキストを引き継ぎ、共用ノードでセッションを継続する」という骨格は共通です。

EPS Fallbackとの関係

EPS Fallback は、本章のInterworkingの 一適用(音声呼に特化したケース) です。

  • Interworking(本章) — 4G⇔5Gを行き来する 一般的な仕組み(データ通信の継続、idle/connected両方、双方向)
  • EPS Fallback — そのうち 「VoNR非対応セルで音声呼が起きたとき、UEを5GS→4G/EPSへ移してVoLTEで音声を成立させる」 特定用途

つまり、EPS Fallbackが使う Handoverベース(N26あり)/ Redirectベース(N26なし) の移行は、本章の Handover / idle mode(リダイレクト) の枠組みそのものです。EPS Fallbackは「音声というトリガーで起動するInterworkingの一種」と位置づけると、両者の関係がすっきり整理できます。手順の音声固有の分岐(5QI=1要求→VoNR非対応判断→VoLTE成立)は EPS Fallback章 に集約しています。

識別子・QoSの4G/5G対応

Interworkingでは、4Gと5Gの識別子・QoSが対応づけられます(詳細は各章・辞典へ)。

5G (5GS) 4G (EPS) 備考
5G-GUTI GUTI(4G-GUTI) UE一時識別子。マッピングあり
Registration Area(TAIリスト) TA List(TAU) 追跡エリアの考え方は共通(Mobility Registration Update
PDUセッション PDNコネクション 共用アンカー(SMF+PGW-C/UPF+PGW-U)で継続
QoS Flow(5QI) EPSベアラ(QCI) 5QI=1↔QCI=1(会話音声/GBR)、5QI=5↔QCI=5(IMSシグナリング/Non-GBR)は TS 23.501 §5.7.4。他の値は 要確認
AMF MME 制御面のモビリティ管理NF(N26で連携)

識別子マッピングの細部は要確認

5G-GUTI↔GUTI 等の具体的なマッピング規則やビット構成の細部は 3GPP TS 23.003 / TS 23.501 等に規定されますが、正確な章番号・変換規則は 要確認 とします。本表は対応関係の俯瞰であり、厳密な変換は各仕様を参照してください。

Release差分

  • Rel-15: 4G-5G Interworking(N26あり/なし、Single-/Dual-registration)の枠組みが規定された。5G初期展開の4G/5G混在を前提とした基盤機能。
  • Rel-16以降: 音声継続・モビリティ最適化等の拡充が進むが、個別の機能追加・改定は各TSを 要確認(本章では断定しない)。

Trouble Shooting

症状 想定原因 確認ポイント ログ/Packet 解決方向
5G→4G移行で通信が切れる N26未構成でHandover不可 N26設定の有無 N2 Handover, N26(GTPv2-C) N26構成、またはidle mode前提の設計確認
移行後にIPが変わりセッション断 セッションアンカー未共用 SMF+PGW-C/UPF+PGW-U共用 セッションアンカー設定 共用ノード構成の確認
Dual-registrationで切替が遅い UE実装・切替ポリシー依存 UEの二重登録動作 UE側ログ UE実装依存・要確認
idle mode移行で登録に失敗 TAU/Registration不整合 4G/5G登録状態 TAU, Registration Request 登録状態・識別子マッピング確認
音声呼だけ4Gに落ちる 正常なEPS Fallback セルのVoNR対応可否 EPS Fallback章 VoNR対応セル拡充で解消

3GPP Specification

  • 3GPP TS 23.501 — 5Gシステムアーキテクチャ。Interworking with EPC、N26、共用ノード(SMF+PGW-C等)の定義(詳細な章番号は 要確認
  • 3GPP TS 23.502 — 手続き規定。4G/5G間の Handover / idle mode mobility の手順(章番号は 要確認
  • 3GPP TS 23.501 §5.7.4 — 標準化5QI表(5QI=1 会話音声/GBR, 5QI=5 IMSシグナリング/Non-GBR)
  • 3GPP TS 29.274 — GTPv2-C(N26が用いる制御面プロトコル)。個別章番号は 要確認
  • 3GPP TS 23.003 — 識別子(5G-GUTI/GUTI等のマッピング)。個別章番号は 要確認

FAQ

Q. Interworkingとは結局どういう仕組みですか? A. UEを 4G(EPS)と5G(5GS)の間で行き来 させ、境界をまたいでも通信を継続できるようにする仕組みです。制御面は N26(AMF⇔MME)、セッション面は 共用ノード(SMF+PGW-C / UPF+PGW-U) が支えます。3GPP TS 23.501/23.502 に規定されます。

Q. N26はInterworkingに必須ですか? A. 必須ではありません。N26があると Single-registration mode でのシームレスなHandover が可能になりますが、N26なしでも idle mode 中心の移行や Dual-registration mode(UEが二重登録して自力で切替)でInterworkingは実現できます。設計上の選択です。

Q. Single-registration と Dual-registration の違いは何ですか? A. UEが4Gと5Gの 一方のみに登録(Single)か、両方に同時登録(Dual)かの違いです。Single(N26あり)はN26で状態を引き継いでHandoverできます。DualはN26不要な代わりに、UEが二重登録を管理し自力で切り替えます。

Q. Idle mode と Handover の移行はどう違いますか? A. Idle mode はUEがアイドル時に移動先で TAU/Registration を行って移る方式、Handover はUEが通信中(connected)に Inter-System Handover で無瞬断に移る方式です。Handoverには一般に N26 が要ります。

Q. EPS FallbackはInterworkingと何が違いますか? A. EPS FallbackはInterworkingの一適用 です。Interworkingが一般的な4G⇔5G移動の枠組みであるのに対し、EPS Fallbackは 「音声呼のときだけ5GS→4Gへ移してVoLTEで成立させる」特定用途 です。移行方式(Handover/Redirect)はInterworkingの枠組みを使います。

Summary

  • Interworking(4G-5G相互接続) は、UEを 4G(EPS)⇔5G(5GS) の間で行き来させ、境界をまたいでも通信を継続させる仕組み(3GPP TS 23.501/23.502)
  • N26(AMF⇔MME) の有無がモードを左右する。Single-registration(N26あり) はシームレスなHandoverが可能、Dual-registration(N26なし)はUEが二重登録して自力で切替
  • 移り方は Idle mode mobility(TAU/Registration)Handover(connected mode・Inter-System HO) の2系統
  • セッションは 共用ノード(SMF+PGW-C / UPF+PGW-U) でアンカーを4G/5G共用し、IPアドレスを保持 して継続する
  • EPS Fallback は、音声呼に特化したInterworkingの一適用。識別子は 5QI=1↔QCI=1, 5QI=5↔QCI=5 に対応

Practice — 理解度チェック・演習

理解度チェック

Q1. N26の有無は、Interworkingの何を左右しますか?

モード(Single-registration / Dual-registration)と移行方式 を左右します。N26あり なら Single-registration mode で状態を引き継いだ シームレスなInter-System Handover(connected mode) が可能です。N26なし なら idle mode 中心の移行か、UEが4G/5Gに二重登録して自力で切り替える Dual-registration mode になります。

Q2. Idle mode mobility と Handover は、どう違いますか?

Idle mode mobility はUEがアイドル状態で移動先の無線を掴み、TAU(4G)/ Registration(5G) を行って移る方式です。Handover(connected mode) はUEが通信中に Inter-System Handover で無瞬断に移る方式で、一般に N26 を要します。

Q3. Interworkingで、なぜIPアドレスを保ったまま移行できるのですか?

5GのSMFが4GのPGW-Cを兼ね(SMF+PGW-C)、5GのUPFが4GのPGW-Uを兼ねる(UPF+PGW-U)という 共用ノード により、同じセッションアンカー(ゲートウェイ)を4G/5Gで共用 するからです。アンカーが変わらないため、IPアドレスとセッションを保って移行できます。

Q4. EPS FallbackとInterworkingの関係を説明してください。

EPS FallbackはInterworkingの一適用(音声呼に特化したケース) です。Interworkingが一般的な4G⇔5G移動の枠組みであるのに対し、EPS Fallbackは「VoNR非対応セルで音声呼が起きたとき、UEを5GS→4Gへ移してVoLTEで成立させる」特定用途で、移行に Handoverベース(N26あり)/ Redirectベース(N26なし) というInterworkingの枠組みを使います。

演習

  • N26あり(Single-registration)とN26なし(Dual-registration)の2ケースについて、5G→4G移行のシーケンスを並べて描き、無瞬断性の違いをまとめてみましょう。
  • 手元の展開(あるいは想定)で、Interworkingを N26あり / N26なし / Dual-registration のどれで設計するか、無瞬断性・網構成の複雑さ・UE要件のトレードオフを表にして検討してみましょう。

Next Step